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この記事では、素振りは必要なのか?について解説していきます。

自宅練習や自主練習で誰もがやるであろう『素振り』ですが、適当にやっていたのでは何の効果もありません。

意識や目的を持つ・変えるだけで、格段と濃い練習にすることができるので解説していきます。

 

  バッティングの前の基本をご覧になっていない方はコチラからお読みください。

 

バッティング〜フォーム編〜はコチラ

 

 

素振りをすることの意味

野球をやっている人にとって、定番の自主練習方法の素振りですが、皆さんは「どんな意識」「どんな目的」を持って(持たせて)やっていますか?

  • スイングを早くしたい
  • フォームの安定
  • ただ振ってるだけ
  • ヒットを打ちたい

など、様々あるかと思います。

そもそも、子供たちの中には「100本振れと言われたから」という理由だけで素振りをしている子供も少なくないでしょう。

 

一言で「素振り」とは言っても、やり方や練習方法はたくさんあります。

どうせやるからには目的を持って、その目的に沿った素振りをやらなければ、ほとんど意味のない練習になってしまうのです。

 

””例えば,,,,

ドアスイングの小学5年生のA君が毎日素振りを200本しているとしましょう。

A君の目的は「ヒットを打ちたい」からです。

この素振りを続けても、このA君が上達するのは「スイングの早さ」だけで、ドアスイングは一向に改善されないどころか、悪いクセが体に染み込むだけなのです。

ドアスイングでも最初はヒットは打てるでしょうが、上のレベルに行けば行くほど必ず後悔します。

それは上に行けば行くほど、各選手個人に課せられる目的がより大きくなるし増えるからです。

このA君がそのまま高校生になって、「流し打ち」や「逆方向への強い打球」を求められてしまったら、ドアスイングでは無理ですから、また1からスイングを矯正しなければなりません。

 

このA君のように、非常にもったいない「素振り」をしている人がかなりの数いるかと思います。

ただの素振り」で得られるものは「振る力」だけです。

そして悪いスイングを続けていれば、その振る力でさえすぐに限界が訪れます。

 

『やらないよりマシ』と考えるより『どうせやるなら』という考え方をすれば自ずと意識も高まり、質も高くなると思います。

 

素振りの目安

子供たちに素振りをさせるときは何を目安にさせていますか?

おそらく大概の人は100本などの「本数」を目安にしていると思います。

別に悪いことではないのですが、100本振ったから良いというわけではなく、前述したように「どのような意識で」「どのような目的を持ってやったのか」というが大事になります。

これは小学生だろうが高校生だろうが同じです!

 

例えば、「素振り100本やれよ!」と子供たちに言うと、大体の子供は20分〜30分で素振りが終わります。

しかし、意識や目的をハッキリさせた子供に100本振らせると、間違いなく1時間は掛かって素振りをします。

 

同じ100本でもこの差は歴然です!!

 

ただ難しいのはどうやって目安を決めるのか?というところです。

恐らく時間で決めてもダラダラやって終わりでしょう。

 

つまり、大事なのは本人の意識と目的、それから明確な課題だと思います。

ここをいかに子供たちに植え付ける事ができるかというのが非常に重要なポイントであり、一番難しいところでしょう!

こればかりは筆者も一番悩んでいるところであり、答えの出ていないところです。

 

ちなみに筆者は子供たちに「目標(こういう風になりたい、こうしたい等)を聞いて、その為のやらなければならない一つの方法」として自宅での素振りを推奨しています。

子供たちにちゃんとした目標があれば意外にこれだけで「努力」をするようになる子供もいます。(もちろん全員じゃありません!)

 

小さいときから、「やらされる野球」ではなく「やる野球」に子供たちの意識を変えることが重要でしょう。

 

オススメの素振り方法

オススメの素振り方法をご紹介します。

前述したように、ただバットを振るだけではほとんど意味のない練習になってしまいます。

 

それではどういう素振りのやり方をすればいいのか?どのようなイメージを持ってやるのか?ということを解説していきましょう。

どうせやるなら、身になる濃い練習をすれば効率が良いですからね!

 

動画で撮影

スマートフォンの動画撮影機能で子供たちのスイングしている姿を撮って見せてあげる方法です。

 

これが結構子供たちに好評で、自分の打ってる姿やスイングしている姿を実際に見られるので興味津々に喰いついてきます。

子供たちは皆んな自分では「出来ているつもり」でやっているので、実際に映像を見せてあげながら解説すると飲み込みが非常に早いのです。

 

その映像を親御さんにお渡しし、自宅での素振りで活用してもらえると親御さんも理解してくれて一石二鳥にもなります。

 

こうする事により自宅でも非常に質の高い練習が出来るようになります。

 

今はスマートフォンで動画撮影するのも簡単ですし、無料アプリ「LINE」などでデータの送受信も簡単に出来るので、誰でも実践できる練習方法だと思います。

 

ピッチャーをイメージする

これはオススメではなく、素振りの際は必ずやってもらいたい方法ですが、ピッチャーをイメージして素振りする方法です。

 

自宅練習での素振りを見ると、構えをしっかり取らずにすぐ振り出す子が非常に多いです。

試合ではそんな事は絶対にありえません

 

ピッチャーが振りかぶり足を上げてボールを投げるボールがゾーンに来るという一連のイメージをしながら素振りはしなければなりません。

1回、1回のスイングをこのイメージを持ってやるだけで全然違ってきますので、是非実践させてみてください。

 

高さやコースを意識する

これは実際にやっている子たちも多いかもしれませんね。

 

しかし注意していただきたいことがあります。

レベルスイングの出来ていない子は、高めを振るとダウンスイングに、低めを振るとアッパースイングになりがちです。

ですから、レベルスイングの出来ていない子は高さは変えず真ん中のみでコースだけを変えて素振りするようにしてください。

スイングが安定せず、余計おかしなことになってしまいます。

 

レベルスイングが出来るようになれば、コースと高さを変えてピッチャーをイメージしつつ素振りすると良いと思います。

 

最後に

今回は誰でも、どこでも出来る素振りについて解説いたしました。

誰でも出来るし比較的場所もそんなに選ばず簡単に行える練習のため軽視されやすい傾向にありますが、イメージや意識や目的を持つだけで非常に有意義な練習になります。

 

それから、小学生の子供の場合は親御さんがしっかり素振りを見て上げてください。必ずそれが上達の近道になります。

 

是非、日頃のただの素振りを有意義な練習に変えてみてください。

 

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