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ピッチングでのフォームPart.1を解説します。

投げる時の上半身(腕や体の使い方)や基本については、別記事で詳しく解説していますのでそちらをご覧ください。

なお、解説は基本的に右投げのパターンで説明していますのでご注意ください。

 

ピッチングについて

指導者の方が一番最初に決め、大事だと思っているのはピッチャーでしょう。

とくに小学生から中学生くらいまでは、ピッチャーに一人ズバ抜けた子がいるだけである程度は勝ちあがれます。

それくらい試合の中での重要な占める割合というのはピッチャーはとても大きいのです。

野球というスポーツは、ピッチャーがボールを投げることにより初めてゲームが動きだすスポーツです。

各バッターはマウンドにいる一人のピッチャーと勝負しますが、ピッチャーというのは打席に立つ全ての選手と勝負をしなければなりません。

まず、選手と指導者の方はこのピッチャーの持つ重要な役割を改めて考えて欲しいと思います。

その上で、ピッチャーをできそうな子を選び指導してあげてください。

ピッチャーというのは1試合で100球くらい投げます。

ということはチームの中で一番ボールを投げるわけですから、他の選手に比べて故障のリスクも大きく跳ね上がります。

ですから、正しい・基本的なフォームをしっかり覚えさせて、常日頃から指導者の方はチェックするようにしてください。

 

 

膝を高く上げる

ピッチャーのフォームの特徴として、他の野手と違うところはまず膝を高く上げて投げるところです。

別記事➡︎キャッチボール Part.1 でも解説しましたが、普段投げる時に重要なことはステップであると述べましたが、ピッチャーに関してはこの「膝を高く上げる」という動作が非常に大事になってきます。

詳しくは次章で解説しますが、下半身を使って体全体で投げるためです。

ピッチャーをする子は、キャッチボールの時、最初は野手と同じようにステップを踏んで行い、ある程度距離が離れてきたところで膝を高く上げピッチングフォームのように投げると良いと思います。

 

ヒップファーストという意識は必要ない

まず投球動作というのは、膝を高く上げ(写真1)、膝を内側に入れて投げることにより、勝手にお尻(写真2)から出て行くようになっています。

 ※写真1 ※写真2

このお尻から出て行く動作のことを「ヒップファースト」と呼びますが、投げるときにこれを特別意識する必要はありません。

何故なら、正しいフォームで投げるからヒップファーストになるのであって、ヒップファーストを練習して正しいフォームになるわけではありません。

この意識の違いは結構重要なことです!!

正しい下半身の動きをすれば、勝手にヒップファーストになるんです。

筆者も意識して練習したことはないですし、子供たちに指導するときも、下半身を教えるだけで十分直せるのです。

お尻から出そうと意識しすぎると、後ろに腰を捻ったり、必要以上に右肩を下げて左肩を上げたりしてしまい、バランスを崩してしまいがちです。

子供たちに意識させるのは「上げた膝を内側に入れる(軸足に向けて膝を上げる)」ことを意識させれば良いと思います。

そうすることによって、投げるときに勝手に骨盤が開き、おのずとお尻から出て行くと思います。(子供によっては分かりやすいように、言い方を変えてあげてもいいかもしれません!

 

注意点

間違っても足を真っ直ぐ上げて、真っ直ぐ下ろすことはしないようにしてください。

その結果、足が開き、膝が外側に割れ、力が外に抜けてしまい、腕が振れなくなってしまいます。

他にも、足を上げたときにお尻を下に落としたり、背筋を曲げたり、上げた足の足首を固定する(力を入れる)ことはしてはいけません。

とくに足首を固定してしまうと、体重が後ろにいってしまい、その結果お尻が落ちてしまうことに繋がります。

子供たちには、「足首の力を抜こう」と教えてあげてください。

 

踏み込む足

ボールを投げるときにステップして踏み込む足を前に出し着地をします。

このステップする足をキャッチャーに向かって真っ直ぐ出しなさいと指導されている方がほとんどだと思います。

この着地する場所は厳密には「真っ直ぐ出しなさい」と言う必要はないのです。

インステップ過ぎるのもダメですし、アウトステップ過ぎるのもダメですが、軸足の、足のサイズ幅くらいならどこに出しても問題ありません。

ただ一つ注意していただきたいのは、投げるときに軸足が斜めになっていると、踏み出す足も斜めにステップしてしまうことです。

画像1画像2

右投げの場合、軸足のつま先がホームより(画像1)ならステップ足は一塁側へ、軸足のつま先が二塁方向に向いていれば(画像2)ステップ足は三塁側に出てしまいます。(画像は下がホーム方向で、上が二塁です。)

ですので、指導者の方はステップする足をというより、軸足をチェックしてあげてください。

 

最後に

こちらの記事では膝を高く上げる、踏み込む足について、解説しました。

ピッチングで大事なのは基本的なバランスのいいフォームを身につけることだと思います。

そのためにはしっかり勉強して子供たちに指導してあげてください。

 

➡︎ ピッチング フォームPart.2はコチラ ⬅︎

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