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バッティングの正しいスイング〜インサイドアウト編〜の解説をします。

バッティングというのはバットを振ってボールを飛ばさなければなりませんが、適当に振っていたのでは遠くへは飛びませんし、早い打球を打つこともできません。

上のレベルを目指して、そのための正しいスイングを身につけましょう。

 

 

バッティングの前の基本をご覧になっていない方はコチラからお読みください。

 

バッティング〜フォーム編〜はコチラ

 

 

正しいスイングとは?

始めに言いましたが、遠くへ飛ばす、早い打球を打つという目的のため正しいスイングを身につけなければなりません。

それとは別に、筆者もそうですが、強いチームや少し野球を知っている指導者は相手チームの子供たちのスイングを見ただけでボールがどこに飛ぶのかだいたい予測できてしまうので、守備のポジショニングを変えられてしまい、本来ヒットであった打球が捕られてしまうなんてことも結構しょっちゅうあります。

要はたったスイング一つだけで打席に立つ前から既に不利な状況になってしまっているのです。

 

とくに軟式野球の子供たちや指導者に多いですが、「打球が飛ぶからスイングは大丈夫だろう」と思われている方は間違いです。

何故なら軟式ボールは飛ぶんです!!

分かりやすく言うと「スイングが、ボールに当たるまでのスピードがそれなりに早ければ誰でも飛ばせる」ということです。

軟式から硬式に変わって1年くらい経つと正しいスイングの子と、そうでないスイングの子は全てにおいて差が出てきます。

 

では、正しいスイングとはどんなスイングなのでしょうか?

ほとんどの人はレベルスイングだと答えるでしょうが、レベルスイングだけでは足りません。

 

筆者の考える正しいスイングとは、

  •  インサイドアウト
  •  レベルスイング
  •  フォロースルー

この3つです!!

聞いたことがない言葉もあるかもしれませんが、プロでも高校でも大学でも素晴らしいバッターは皆この3つが全て揃って出来ています。

この記事ではインサイドアウトについて解説していきます。

 

インサイドアウト

3つの中で、インサイドアウトという言葉を聞いたことのある人が一番少ないと思います。

インサイドアウトって何?という方のために意味から解説します。

ゴルフをやられている方は聞いたことがあるかもしれませんが、分かりやすく言うと「バットが体のイン(内側)を通ってアウト(外)を回る」という意味です。

ゴルフでは間違ったスイングと言われていますが、野球では正しいスイングなのです。

インサイドアウトが出来ていないと以下のようなことになりやすいです。

  •  打球がドライブする
  •  ドアスイングになっている
  •  逆方向(右バッターはライト方向)に強い打球が打てない
  •  インコースが捌けない

こういう状況に陥っていませんか?

最後のインコースが捌けないというのは、インサイドアウトだけの問題ではないですが、他の3つは全て改善されます。

 

インサイドアウトのバットの動き

「インから出てアウトに回る」ということはご理解いただけたでしょうから、次は実際にどんな動きをしてスイングするのかということを解説します。

上記の画像の赤丸にご注目ください。

左肘を体の内側に入れるようにするとグリップから始動が始まり、頭の後ろのトップの位置からヘッドが遅れて出てきているのが分かるかと思います。

これがインサイドアウトのスイングです。

 

ピッチング編でも解説しましたが、ボールを投げるときに、トップの位置から肘を出して腕を振りますが、バットのスイングも同じ要領になります。

後からヘッドが出てくることによってシナりが生まれ、ヘッドスピードが加速し、強い打球が打てるようになるわけです。

イメージとしては、「体の近くをバットが通っていく」という感じになりますね。

ちなみに、このときは腕や手の力を抜いて、インパクトの瞬間に力を入れるとシャープで力みのないスイングが可能になります。

 

インサイドアウト練習法

インサイドアウトの練習方法はたくさんあります。

例えば「トスバッティング」

トスバッティングというのは、ピッチャーが投げたボールをピッチャーにワンバウンドで打ち返す練習で、おそらくどのチームでもやっているくらい有名な練習法ですね。

 

このトスバッティングのときにインコースに投げてみるというのも練習法の一つです。

何故なら、インコースのボールをピッチャーに打ち返そうと思ったら、グリップから出さないとちゃんと返らないからです。

ようはインサイドアウトで打たないとピッチャーに返らないのです。

 

他にも、普段は斜め前から投げるティーバッティングで「真横から投げて打たせる練習」も良いと思います。

これは主に流し打ちの練習として行いますが、前述したようにインサイドアウトが出来ていないと、流して早い打球が打てません。

 

打つ感覚を確かめるには実際に打席に立つよりトスバッティングや真横からのティーバッティングが効果的でしょう。

 

注意点

インサイドアウトの練習より、まずは子供たちの意識を変えてあげてください。

何故そうしたらダメなのか。こうしなければならないのか。ということを指導し、こういう意識で打つんだよ!ということをしっかり教えて意識付けないと子供たちは何回練習しても変わりません。

また、小学校低学年の子供たちは言葉を知りません。

それ故に説明も難しいし、言葉を選んだり、子供によって理解する言葉のポイントも違うので全員に指導するのは相当苦労されると思います。

ですが、諦めずにしっかり子供たちに向き合ってあげましょう。

子供たちも分かるようになるよう、出来るようになるようにちゃんと工夫しています。

大人の方がイライラして「なんで出来ないんだ!」と怒ってしまったら、子供たちの閃きや想像や発想が飛んでしまい、上手になるための練習ではなく、怒られないための練習になってしまいます。

それだけは避けるようにしてください。

 

ドアスイング

インサイドアウトとは真逆の意味に近いドアスイングですが、上記の画像で説明すると、肘を伸ばしてしまうためグリップを支点としてヘッドが回ってしまうというスイングのことなのです。

ですからシナりや、ヘッドスピードを上げるということが出来ず、インパクト時にボールに押されてしまい、打球がドライブしてしまいます。

また、スイングのときにヘッドが先に出てしまうので、インパクトのときのバットの角度が体寄り(左バッターならヘッドがファースト方向)に向いてしまうため、逆方向へ流すこともできなくなります。

このように、ドアスイングは良いところが一つもありません。

 

とくに小学校の低学年の子供たちに多いと思いますので、早めに直してあげるようにしてください。

 

最後に

バッティングの中でも一番大事なインアイドアウトと、早急に直した方がいいドアスイングを解説しました。

小学生や中学生の子供たちにドアスイングの子はとても多いので、少しでも早く直してあげて、正しいスイングを指導してあげてください。

そして、スイングの癖は一朝一夕で変わるものではありません!

何回も何回も同じことを言って、耳にタコが出来るくらい言って、何度も修正してあげてやっと身につくものですので、根気よくご指導するようにしましょう。

 

⬇︎レベルスイングとフォロースルーについての解説記事はコチラ⬇︎

バッティングで重要なレベルスイングとフォローの解説と練習方法

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