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キャッチボールの基本Part.2を解説します。

Part.1では、

  • 体の動かし方
  • ステップを踏む
  • どこを狙って投げるか

を解説いたしました。

まだPart.1をご覧になっていない方はコチラから!

キャッチボール Part.1

このPart.2ではキャッチボールの方法をご紹介します。

 

 

同じレベル同士でコンビを組む

キャッチボールというのは、Part.1の記事でもご紹介しましたが、ウォーミングアップだけでなく、実践向きの練習にもなります。

他にも、正しい投げ方をしていれば体が(上半身や下半身も)鍛えられます。

リリースポイントも覚えられるため、暴投を投げないようにどうすれば投げられるのかという基本的なことも覚えられます。

その中で、同じレベル同士のコンビを組ませてキャッチボールさせることを勧めています。

その理由は、少しずつ距離が長くなれば、肩の強さでボールが届く子もいれば、肩が弱くボールが届かない子も出てくるためです。

そして故障防止にも繋がります。

経験として、たまに上の子とやらせるのはいいと思いますが、基本的には同レベルの子たちを組ませてキャッチボールさせてあげてください。

 

NGなキャッチボール

NGなキャッチボールをご紹介します。

それは両膝を地面につけて行うキャッチボールです。

これ実は結構やらせているチームを見かけますが、絶対やらせないでください。

練習になるどころか肩や肘を痛めたり、変なクセがついてしまったりと良いところはひとつもありません。

おそらく、上半身や腕の動きのための練習のつもりなんでしょうが、それなら別の方法でやるべきです。(別の方法は別記事に記載します!)

実際の投げるという投球動作の中に下半身を固定し動かさない状況で投げることは絶対にないんです。

「投げる」という動作には、知らず知らずのうちに別の体の部位を使ってバランスをとっています。それは腰や下半身です。

両膝を地面につけてしまうと、下半身はおろか、腰までも全く動けない状態になってしまいます。

この状態で強く腕を振ろうとすると、支えがなく、バランスが取れないため、肩や肘、背中に大きく負担を掛けることになります。

それにこの方法のキャッチボールは侍JAPAN A代表のコーチも「NGである」とおっしゃっていました。理由は一緒です。

やらせている指導者の方や保護者の方がいらっしゃいましたら、すぐやめるようにしてください。

 

遠投は大事

まず指導者や保護者の方は、なぜ遠投をするのかを考えてください。

遠くまで投げれるようになるため?球速を出せるようになるため?

いろいろな理由があるでしょう。

仮に遠投で120m投げれるようになったとしても、それはあまり意味を持ちません。何故なら試合で120m投げることは絶対ないからです。

筆者が遠投は大事だと言っている理由は、遠くに強く投げようとするときの体の感覚や指の弾きなどを知る・確認するためです。

どうすれば強い球が放れるのか?(遠くに投げれるのか?)それを知るにはとてもいい練習なのです。

そして、体やインナーマッスル等の強化にも繋がります。

それを踏まえた上で、遠投で是非実践していただきたい方法があります。

それは、軸足を軽くジャンプさせて投げる方法です。

いわゆる「ケンケン」の状態から遠投することです。

 ※ このように左足をあげた状態でケンケンします。

何故かというと、それが一番力が入る投げ方なのです。

右投げの場合は左膝を上げ、片足でケンケンすることにより、軸足に体重が乗り、投げるときに軸足の膝が内側に入って、ピッチャーのフォームのように体重移動をできるようになります。

一番力の入る状態の確認もできるし、体の強化にもなるのでピッチャーの子には是非やらせたい練習ですね。

 

注意点…

遠投は一つ注意点があります。

それは子供たちの投げられる距離を把握して投げさせること。

投げられない距離まで離れてしまうと、子供たちはどうしても届かせたいと無理をして腕を振ろうとしてしまうので肩や肘を故障しかねません。

そういう意味でも、キャッチボールの相手は同じレベルの子を組ませて、届く範囲で遠投をさせてあげてくだい。

 

最後に…

キャッチボールの重要性が理解してもらたでしょうか?

ただ投げて捕るだけのウォーミングアップではなく、いろいろな動作を考えて体を強くすることも可能であり、試合に繋がる練習でもあるという非常に大事なメニューの一つなのです。

キャッチボール一つでチームを作り、チームを強くする!

指導者の方はこの考えを念頭に置いてチーム作りに励んでいただきたいと思います。

そしてこの基本をこなしていると、子供たちは野球を続けていく上でいつか必ず役に立ちます。

 

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