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バッティングで一番重要になるトップの位置の解説をします。

バッティングの構えは人それぞれ様々な形がありますが、良いバッターというのはトップの位置が必ず同じところにあります。

バッティングのトップの位置の全てを解説いたします。

 

 

打撃の基本となる記事を、まだお読みでない方はコチラをご覧ください。

 

 

トップの位置とは?

ピッチングの記事でも解説しましたが、トップの位置とは「バッティング」と「ピッチング」の中で非常に重要な項目の一つです。

ここから始動しますよ!という言わば「動き出すスタートの位置」なので、このトップの位置がズレてしまうと、正しいスイングが出来なくなってしまいます。

分かりやすく言うなら、バッターが構えて→足を上げて→足を着いたときの両手・バットのグリップの位置のところをトップの位置と言います。

トップの位置の高低やバットの角度と、絶対に気にしなければならない重要な項目が多々あるので是非練習していただきたいです。

 

正しいトップの位置

それではここから正しいトップの位置を解説します。

正しいトップの位置とはどこなのか…それは頭の後ろです。(画像参照)

画像1画像2

※ 足を着地して腰を回す前の瞬間の写真

 

ピッチングでも解説しましたが、投げるときのトップの位置とバッティングのときのトップの位置は同じところになります。

画像1と画像2を見ていただければ分かるかと思いますが、トップの位置は頭の後ろで、高さはだいたい肩の位置にあり、バットの先端が頭の方に傾いているのが分かるかと思います。

これが正しい位置であり、正しい高さと正しい角度になるので、トップの位置は必ずこれでなければなりません。

 

トップの位置のバットの角度

注意していただきたいのは、バットの角度と言っても一種類だけではないということ。

横から見た角度正面(ピッチャー方向)から見た角度と2種類の角度が存在します。

どちらか一方でも大きかったりすると正しいレベルスイングができないので、360度どこからみても同じ角度で位置することが正しい角度になります。

横からと正面からの解説をしましょう!

 

トップの位置のバットの角度(横から)

 

※ 横から見た画像

横からみるとはバッターのお腹を正面として見たときのことを言います。

このときのバットの角度とは両肩のラインを底辺と考え、底辺(両肩)とバットの角度のことを指します。

 

結論から言うと正しい角度は約40〜50度になります。

バッティングの基本はレベルスイング(横から地面に平行)で振るのが基本となりますが、トップの位置で横から見たときバットの角度が大きすぎる(50度以上)とヘッドが下がってしまい絶対にレベルスイングができません。

 

この横から見た角度が大きい人の特徴は、ヘッドが下がるのでボールの下を打つことが多くなり、逆方向(右バッターであればライト方向)の弱いフライが増えてしまうという点が挙げられます。

 

※ お腹側から見ても背中側から見てもバットの角度は同じになるはずなのでどちらでも構いませんが、お腹側から見た方が分かりやすいかと思います。

 

トップの位置のバットの角度(正面から)

※ 正面(ピッチャー側)から見た画像

正面から見るとは、バッターが構えたときにピッチャー側から見たときのことを言います。

このときのバットの角度とは左バッターの場合、画像のように黄色線を底辺とし、青線の角度のことを指します。

 

この角度も横から見たとき同様、40度〜50度が正しい角度です。

正しい角度にトップの位置があるとスムーズに最短距離でバットを出すことができ、ヘッドが下がったりすることがなくなります。

 

この角度が大きい人の特徴は、真ん中からインコースの低めのボールを捉えることができますが、逆にアウトコース系のボールはヘッドが下がってボールを引っ掛けてしまうため全く対応できないという点が挙げられます。

 

※ ピッチャー側から見てもキャッチャー側から見てもバットの角度は同じなのでどちらから見ても構いませんが、ピッチャー側から見た方が分かりやすいかと思います。

 

トップの位置の手の高さ

次にトップの位置で重要なのは手の高さです。

結論から言うと肩の高さくらい(右バッターは右肩、左バッターは左肩)です。(画像の赤線の間くらい)

手の高さは前(ピッチャー側)から見ても、横(お腹側)から見ても同じ高さなので見る角度は関係ありませんが横から見た方が分かりやすいため横からの意図で解説します。

 

例えバットの角度が良くても、トップの位置の手が高いとスイングのときヘッドが下がります。

逆に手の位置が低いとヘッドは下がりにくい(肘を絞ってれば)ですが、力の入りにくい手首の角度になってしまい、インパクトのときに力が入りにくくなってしまいます。そして、手首を力の入る角度にして振ろうとすると、バットが下から出てアッパースイングになってしまいます。

※ これは実際にバットを持って試してみてください!書いてあることが「なるほど!」と理解しやすいと思います。

 

ですからトップの位置の手の高さも必ず肩の高さくらいには置いとかなければなりません。

 

練習方法

トップの位置はバッティング練習時にいきなり変えるのは非常に難しいため、まずは素振りやティーバッティングで形の確認をするのが良いかと思います。

 

普段はテークバックをとってからトップの位置に持っていくわけですが、このテークバックをとらずに構えのときからトップの位置に置いておき、そのままスイングをするという練習一番効果的です。

そのときは一人で行わず、必ず他の人や指導者に角度や高さを見てもらいながら自分の体で感覚を覚えていかなければなりません。

もし一人でする場合は鏡を見ながら素振りするのがいいと思います。

自分の感覚と実像は基本的にはかけ離れている(例…自分では低くしているつもりでも実際は高いなど)ため、必ず人に見てもらいましょう。

 

当たり前ですが、そのときはスイングの軌道(レベルスイング)もチェックしてくださいね。

 

最後に

トップの位置というバッティングにおいて最も重要な項目の一つを解説いたしました。

これは高校生でも出来ていない人はたくさんいますが、小学生でも教えればしっかり出来るようになります。

小学校低学年のときからこのトップの位置をある程度マスターできれば、6年生になったときには本当に楽しみなバッターに成長すると思います。

低学年の子に指導する際は、難しい言葉は使わず、何回も何回も繰り返せば必ず少しずつ良くなります。

筆者もそうしているので、是非実践してみてください。

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